ビタミン剤って本当に効果ある?

2021年4月14日

ビタミン剤

サプリメント、日本語で言う所の栄養補助食品の一つであるビタミン剤について今回は自身の経験も踏まえて話していきます。世の中には様々なサプリメント(以下サプリ)が販売されていますが、その中でも最も身近で比較的安価なのがビタミン剤です。ビタミンと一言で言っても多くの種類がありますが、最も代表的なビタミンと言えば様々な野菜や果物に含まれているビタミンCでしょう。他にもビタミンAやいくつかの種類のあるビタミンB群、そのB群に属するビオチンや葉酸、ビタミンD、E、Kなどがあります。ビタミンの種類や各効果に関しては以前記事にした重要なビタミンの話をご参照ください。

上述通りビタミンは野菜や果物の他、豆類や肉、魚介類にも含まれている他に腸内細菌で作られていたりもする為、バランスの良い食生活を送っている方であれば本来ビタミン剤は必要ありません。しかし最近は若者の間で果物離れが進んでいると言われていたりインスタント食品やコンビニ弁当、ファーストフードを中心とした食生活を送っていると野菜不足でビタミンが足りていない可能性があります。そんな時に便利なのがやはり手軽で安価にビタミン補給出来るビタミン剤ですよね。しかしビタミン剤を飲み続ける事で実感出来る効果はあるでしょうか?それらの話を下でしていきます。

ビタミン剤によるニキビ予防の効果

一般的にビタミン剤を使用されている方の多くはニキビを含む肌荒れの改善を期待している方が多いと思われます。実際に私も10代半ば辺りからニキビが出来るようになり皮膚科で処方されたビタミン剤や市販のビタミン剤を飲み続けてきました。肌荒れにおいてはビタミンB2、B6、葉酸を中心としたB群が効果的とされており、他にビタミンCも重要とされています。

さて、実際にビタミン剤を飲み続けてニキビ予防に効果があったでしょうか?私は全くと言って良い程、効果を感じませんでした。ビタミンB群を中心とした物や同時にCを中心とした物、B群とCがバランス良く配合されているマルチビタミン等々、様々なビタミン剤を20年近く試してきましたがニキビが治ったという事も無ければ出来る数が減ったと実感出来る事も無かったです。

勿論効果が0なのかは実際には分かりません。ビタミン剤を飲んでいてもニキビは出来続けましたが飲んでいなければもっと出来ていた可能性もあるし、これらサプリの効果は明確な成果が出ない限りは中々判断が難しいですよね。ニキビ予防においては別の方法で効果を実感できたので、それについては別の記事で書く予定ですがニキビや肌荒れの原因がビタミン不足だった場合は、ビタミン剤の摂取で改善される可能性は当然ありえます。ただニキビや肌荒れの原因は人によって様々で、単純にビタミン剤だけで治るという事は殆ど無いと思われますし飽くまでも栄養補助食品であって肌が綺麗になる薬ではないのでビタミン剤だけの効果は限定的だと考えるのが妥当です。

水溶性ビタミンのサプリは効果がない?

ビタミンCやビタミンB群といった多くのビタミンは水に溶ける水溶性です。これらのビタミンは摂取してから2~3時間後に余剰分が尿と一緒に体外に排泄されます。ビタミン剤を飲むと尿が黄色くなるのはこれが原因なんですね。ビタミンを一度に沢山とっても殆どは排泄される為、ビタミン剤でビタミンを多く摂取するという行為は無意味です。しかしビタミン剤が全く無意味かと言うとそんな事も無く小まめに摂取する事で一定の効果が見込めます。その為、水溶性ビタミンを含むビタミン剤の多くは1日に2錠や3錠といった分けて摂取するタイプが殆どです。仮に1日3錠なら朝昼晩にそれぞれ一定時間を空けて飲むのが好ましいでしょう。1日3錠となっているビタミン剤を面倒だから1度に3錠纏めて飲むという行為は本来の効果が得られません。

脂溶性ビタミンのサプリは注意が必要

ビタミンEを除くビタミンAやD、Kといった脂溶性ビタミンは油に溶けやすく体内に蓄積されやすい特徴があります。その為、水溶性ビタミンのビタミン剤と異なり1日1錠の服用が目安となっている物が多いようです。これら体内に蓄積されやすいビタミンは必要以上に大量に摂取する事により過剰症が起こります。因みにビタミンEは脂溶性ビタミンの中でも体外に排泄されやすく過剰症が起こりにくいビタミンです。過剰症の具体例としてはビタミンAの過剰摂取で腹痛や嘔吐、めまいが起こり、ビタミンDでは腎機能に障害を引き起こすといった症状があります。ビタミンKにおいては今の所は過剰症の報告は出ていないようです。これらのビタミンは取り過ぎによって毒にもなりうるので必ずサプリ記載の用法を守って服用しましょう。

それでも私はビタミン剤を飲む

ビタミン剤

脂溶性ビタミンのビタミン剤での摂取において誤った服用をした場合に過剰症になる事は上で書きましたが、水溶性ビタミンにおいても場合によっては過剰症により体調を崩す原因になりえます。言うまでもなくビタミンも含め栄養素は自然食品からバランス良く摂取するのが理想です。ただ、そうは言っても毎日必要量の野菜や果物を食べるのは難しいですよね。普段の食生活で足りているビタミンをビタミン剤で摂取した所で基本的に効果がありませんが、足りていない実感があればやはりこれらのサプリは非常に便利だと思います。元々私がビタミン剤を飲み始めたのはニキビ、肌荒れの改善を期待した事がきっかけなのですが、現状では肌に限れば目に見える効果は出ていません。しかしお肌以外においてはそれなりの健康効果を実感しています。具体的にはビタミン剤を飲むまでは頻繁に出来ていた口内炎は全く出来る事が無くなりましたし、風邪も0ではありませんが4、5年に1度ぐらいの頻度で殆どひく事はありません。

以前まではマルチミネラルも一緒に服用していましたが、最近では写真にあるようにビタミンCを中心に亜鉛、B2、B6、乳酸菌が含まれているアサヒのビタミンC MIXを飲んでいます。価格が安いので続けられるというのもありますし、極端な過剰摂取をしなければ健康被害が出る可能性は低いので足りていそうでも保険として飲んでおくと安心出来るという心理もあります。実際、私は長年ビタミン剤を飲んでいますが用法通り飲んでいる分には全く健康被害は出ていません。

持続型ビタミン

他、今気になっている物として持続型ビタミンというビタミン剤があります。一般的な水溶性のビタミン剤は短時間で体外に排泄されますが、タイムリリースタイプと呼ばれるビタミン剤はゆっくり溶ける事で従来の物より長い効果を得られるようです。ふと消化に悪そうなのは体にどうなんだろと思いましたが、評判は良いようなのでいずれ試してみるつもりです。その際にはここで記事にする予定です。