うつ病を知ろう

うつ病は一般的に心の風邪とよく言われていますが実際に風邪をひいてけだるい状態によく似ています。ただ普通の風邪なら気が重くても身近な目標をたてたり楽しい事を楽しいと感じる事ができますが、うつ病になると何に対しても興味が持てず悲壮感や絶望感、空虚感で心が一杯になります。
家族の不幸などによって一時的に落ち込む事はありますがこれがずっと長く続き強い自己嫌悪や妄想にとらわれ、今まで考えてもいなかった事を「きっとそうに違いない」と考え出したりする事があります。一般的には二週間以上落ち込んだ状態が続くとうつ病として診断されます。
うつ病になる原因は様々ですがセロトニンやノルアドレナリンという脳内物質が不足するのが原因の一つとして考えられています。他にもイジメや仕事、子育て、人間関係のストレスといった生活での悩みが原因になるとされていますが稀に何の原因も無く深刻なうつ病になる事もあるようです。
私が経験したうつ病
自己分析すると私のうつ病は一つの出来事ではなく過去の辛い経験の積み重ねや不規則な生活習慣に原因があったようです。またインターネットに依存する生活をしていた事もあってネットの情報に浸りすぎて現実感を喪失していたのも大きな原因だった気がします。
最初の症状は一時的に気分が重くなり、それが一日に何度も繰り返すようになりました。次第に気分の重い状態が長く続くようになり最悪な時は一日中気分が重くて何もする気力が無くなってしまい、過去の嫌な思い出や将来に対する絶望的な妄想が常に頭の中をよぎり死にたいと何度も考えました。
食欲も無くなり寝る事もできず、何に対しても興味を持てなくなりました。また妄想や思い込みで嗅覚がおかしくなり、本当は良い香りがするのに異臭を感じるといった幻覚症状も出ました。当然その時は本当にそう感じるので幻覚だと思ったり自分の感覚に異常があると疑ったりする事はありません。
うつ病は治る
治ります。私自身100%完治したとは言えませんが心が重くなった時でも自分の気持ちをかなりコントロールできるようになりました。現在では一時的にイライラしたり落ち込む事はあっても食欲が一切なくなるとか動くのが辛いとか息苦しさのような症状が出る事もありません。仮に完治するまでいかなくても辛い時間を減らしたり美味しいとか美しいとか暖かいとか面白いとか楽しいといった幸せを感じる事ができるようになります。
薬に頼らないうつ病克服 関連ページ
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※上のページは約10年前に制作したサイトから転載した物になります。
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