お風呂の健康効果

2021年3月15日

お風呂

お風呂って気持ち良いですよね!私は大好きです。お風呂に入るのは1日の汚れを落とす衛生管理を目的にした習慣と考えている人が多いと思いますが、ただただ習慣として入っているお風呂には衛生管理以外にも健康効果や精神面に良い効果がある事が分かっています。

日本人はお風呂が好きらしい

中央調査社の調べによると20歳以上の男女2000人を対象にした2004年の調査では、お風呂が好きと答えた人は75.8%、どちらかと言えば好きと答えた17.8%も含めると90%以上が好きと回答しています。更にお風呂に入る頻度としては毎日と回答した人が77.2%、入浴時間は10分以上20分未満が40.6%と最も多く、次いで20分以上30分未満が30.2%となっています。

数字を見ても全く違和感はありませんが、外国人からしてみると日本のお風呂事情はかなり特殊だそうで、欧米では湯船に浸かる人は少ないらしく殆どの方はシャワーで済ませるそうです。更にそのシャワーですら週に2、3回程度で済ませる人もザラらしいので私達からしてみれば驚きですよね。

お風呂の健康作用

まず最初に衛生面でお風呂に入るのが健康に良いというのは思い付きますよね。お風呂の健康効果はそれだけではなく厳密には湯船に浸かる事の健康効果になりますが、温かいお湯に入ると血流が良くなる事が知られています。これはお湯の熱以外にも水圧で足にたまっていた血を押し上げるのも影響しているそうです。血流が良くなる事によって疲労物質や老廃物が流れやすくなり体の疲れをとる効果もあります。

お風呂の精神面への効果

アメリカの大学の研究では湯船につかっていると孤独感が和らぐという調査結果があるらしく、湯船に入ると体で感じる温かさや水の中で体が軽くなった感覚が心に良い影響を与えるようです。これらの効果から湯船に入る事で幸福感を得られるという方も多くいます。他にお風呂には副交感神経を刺激してリラックスに導く効果があり、就寝2、3時間前に入ると安眠しやすくなります。

湯船の温度や入り方でも効果に差があり38度から42度未満が一番副交感神経を刺激してリラックスでき、42度以上になると逆に交感神経を刺激して活発な状態になるので、就寝前に入る風呂は温度を38度から40度辺りに設定しておくと良さそうです。また、入り方としては半身浴が理想で全身浴だと交感神経が刺激されるそうです。

お風呂はうつ病にも効果あり

ドイツの大学の小規模な調査ではありますが、45人のうつ病患者を2つのグループに分けて1つ目のグループに毎日40度のお湯に30分浸かってもらい、2つ目のグループにエアロビクスをしてもらうよう指示した研究結果があります。結果、エアロビクスのグループよりお風呂のグループの方が良い結果が得られたという話。実際に私もうつで辛い時にお風呂に入る事でかなり心が癒されたのを実感する事が出来たので、信憑性の高い調査だと思います。

ただ私も経験しているからこそ分かる事ですが、うつ病で苦しい時はお風呂に入るだけでもかなり辛いですよね。体を洗って顔を洗って頭を洗って…と考えると億劫になるかもしれません。そんな時は湯船に浸かるだけでも大丈夫。それだけでも十分に体も心も健康効果を得られます。また、お風呂に入って交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいくようになると夜もぐっすり眠れるようになり不眠症にも効果があります。うつ病を治すにはしっかり睡眠をとる事も不可欠なので、お風呂は有効に活用したいものですね。