魔の16時間を乗り切れ(簡単な禁煙法)

2021年3月21日

禁煙

遂に禁煙を開始した貴方に最大の難関がやってきます。それは最もタバコが吸いたくなる禁煙初日の16時間です。最初にして最大の難関であるこの時を乗り越える事が禁煙を成功させる大きな鍵になっています。大丈夫、賢者になった貴方ならきっと乗り越えられます。とある統計では禁煙で初日から挫折する人の割合は25%もあるらしい。つまり統計上4人に1人は初日で失敗するのです。禁煙を開始して最もタバコ、ニコチンへの欲求が高いのが初日なのだからこの数字も納得ですが逆に考えるとこの時間を乗り越えてしまえばグッと成功へ近付く事が出来ます。

人間は見えない恐怖や経験の無い苦痛に対して非常に脆いものです。その苦痛を簡単に和らげる方法があれば頼りたくなるのは当然ですが、その方法が毒であると分かっていても心折れてしまう事があります。つまりタバコが吸いたくても吸えない苦痛、ニコチンを欲しがって不安定になっている体、これらを鎮める為にタバコという毒に再び手を出してしまう訳だ。しかし、禁煙を成功させてきた先人達も同じ道を歩み同じ苦痛を味わってきました。決して貴方だけが例外ではないしどこか遠い場所で同じ苦痛に耐えている同胞もいるかもしれません。タバコが吸いたい衝動が出た時は沢山の物を奪ってきたタバコに対して「タバコが吸いたいのに吸えない、苦しい」という考えから、「この苦しみを越えていくとタバコを必要としない生活に戻れる、タバコを必要としなかった自分に戻りたい」と考えを改めてみて下さい。

ニコチンに侵された脳が正常に戻るまではやはりタバコを欲する気持ちが強く出てきます。しかし禁煙開始から8時間睡眠をとり初日の魔の16時間を乗り切り再び8時間睡眠だと禁煙開始から32時間経過するので、一般的に言われている禁煙の辛さのピークはほぼ過ぎた事になります。私の場合は2日目、3日目もそれなりの辛さはありましたが初日を乗り越えた自信から、意外にあっさりと吸いたい衝動に耐える事が出来ました。しかし人によっては2日目や3日目に吸いたい衝動のピークが来る事もあるようです。ただ、吸いたい衝動は決して長くは続きません。魔の16時間を乗り切った貴方ならこの先に続く幾つかのハードルもきっと飛び越えていく事が出来る筈です。

禁煙中の辛さを乗り越える為に知っておくべき知識

知っているのと知らないのでは大きな差が出るのが禁煙です。知っておく事で辛い気持ちを一気に楽にしてくれる知識をここで伝授していきます。

  • 実は吸いたい衝動は短時間で過ぎていく
  • 喫煙者の時から吸わない場所では禁煙時も吸いたい衝動が強く出ない
  • その辛さが出るのは長くても3日までだ
  • 1本ぐらいならは全てを台無しにするぞ
  • ちゃんと続ければご褒美がある
  • 落ち着かないなら落ち着く必要はない、動き回れ
  • 吸いたくなったらタバコの本当の味を思い出せ

途中からは知識というより教訓のようになりましたが、上から順に簡単に説明して行きます。まず禁煙時に何度も襲ってくる吸いたい衝動は決して長くはありません。大体1分から3分と言われていますが私の体感としては長い時で10分ぐらいはあった気がします。それでもたった10分を乗り切れば治まるのです。ずっと苦しい訳じゃないのだから我慢出来るでしょう。

喫煙者だった頃から吸わなかった場所では禁煙時も吸いたいという衝動が殆ど出ません。例えばヘビースモーカーでも普通はお風呂に入っている間はタバコを吸いませんが禁煙時もお風呂に入っていれば吸いたいという衝動は全くと言っていいほど出ません。これを利用しない手はないでしょう。いつもよりゆっくりお風呂に入ったり長く食事をとったりいつもより早く寝たり、寝れなくても早めに布団に入ったり、こうすれば辛さを感じずにやり過ごせます。

いつまでも辛い気持ちが続くと思うから負けてしまう。でも禁煙が続けば必ずその辛さは軽くなるし、そうなるまで決して長くはありません。負けてしまいそうになるぐらい辛いのは3日程度、それを過ぎると普段はかなり楽になりますが一時的に吸いたい衝動が出てくる事もあります。しかし1週間ほど経つと吸いたい衝動が出ても余裕でコントロール出来るようになります。ただ吸いたい気持ちを楽にコントロール出来るようになると油断も生まれます。そこに一つ落とし穴があり1本吸ってみるかなと思って吸ってしまい失敗してしまいます。1本ぐらい大した事無いように思えますが、頑張ってきた禁煙がリセットになってしまうので気を付けて下さい。これに関しては別のページで詳しく話します。

なにも禁煙が辛い事ばかりじゃありません。むしろ2日、3日ぐらいでタバコを吸わなくなった喜びを感じる事が出来るしご褒美もあります。まず明らかに体が健康になっている事を実感出来ます。もちろんまだまだ本当の健康体にはほど遠い筈ですが、いかにタバコの喫煙が体に悪かったかをこの時に実感するでしょう。そして今までタバコに使っていたお金だって浮きます。もちろん口寂しさを紛らわす為にガムなり買い込めばそれなりにお金はかかりますが、タバコ代の比じゃない筈です。そして何より嬉しいのは喫煙時の頃よりもずっと多く幸福感を感じる事が出来ます。これは意外に思うかもしれませんが、実は禁煙していると日常の幸福感は確実に高まっていきます。禁煙当初はストレスで差し引きではマイナスかもしれませんが、禁煙のストレスが軽減されるにつれて幸福感はどんどん増していきます。例えば食事ではここ何年も感じた事が無かったほどの幸福感、朝起きた時のスッキリ感や爽やかさ、日光の気持ちよさ、風の気持ちよさや匂い、仕事が片付いた時の達成感、これらはほんの一例でありまだまだ多くの幸福感を感じる事が出来ます。本当はご褒美では無く今までタバコに奪われていた物が返ってきているだけなのですが、それでも幸せを感じて生きていけるなら禁煙は素晴らしいじゃないですか。

他、やはり禁煙すると落ち着かない症状は出ます。これはタバコを吸いたい衝動がかなり収まっても中々消えません。だったらもう落ち着かなくてもいいじゃないですか。我慢するとストレスだしストレスが増してタバコが吸いたくなったら無意味です。屋内をグルグル歩いたり立ったり座ったりを繰り返しても気にしない。それで気晴らしになるならむしろ素晴らしい。それと、どうしてもタバコを思い出してしまう事があります。やはり朝の起床時や食後、コーヒー、仕事終わり、車中などなど。そんな時はタバコの不味かった味、初めてタバコを吸った時の味を出来るだけリアルに思い出してみましょう。そう、決してタバコは美味い物ではなく、実際は不味い物だった。自分はタバコの本当の味の真実を知っている。それが分かっていると吸いたい衝動は自然に消える筈です。

簡単な禁煙法の関連ページ

※上のページは約6年前に制作したサイトから転載した物になります。