まずは減タバコから(簡単な禁煙法)

2021年3月21日

タバコのポイ捨て

簡単な禁煙法は遂に実技の段階へと移っていきます。しかしまだすぐに禁煙を行う必要はありません。既にここまで隈なく読んできた方の禁煙の成功率はかなり高まってきていますが、念を入れて成功率を更に高めていきましょう。今まで散々御託を並べてきましたが、ここからは誰でも出来る禁煙法の実技へと移ります。そして禁煙前に行うのは減煙、つまり減タバコです。因みにタバコを少しずつ減らしていき最終的に0にする禁煙方は非常に成功率が低いのは有名です。これは大概上手くいかないのは私自身も身を持って経験しています。ここで行う減タバコは段々と数を減らして行くのでも1日の制限数を設けるものでもありません。そもそも禁煙するのとタバコの制限数を設けてその範囲内に収めるのは後者の方がストレスが多いかもしれません。だから具体的な制限数は一切設けない物とします。

さて、減タバコにより無駄な数を減らすとはどういう事なのか。繰り返しますがタバコの本数は一切制限しませんし吸いたいだけ吸えばいい。それでいて無駄な数を減らす方法はタバコを常に意識して吸う事です。逆に言うと無意識に火を付けて吸ってしまうタバコを止めるという事になります。これが実はヘビースモーカーにとっては簡単なようで難しい。どんなにタバコが好きでも殆ど吸わないのにひたすら火を付けて燃やすだけなのはもったいないじゃないですか。そして何よりチェーンスモーキングという癖を直さなければなりません。これは癖というよりニコチン依存症とは全く異なる病気です。本当にタバコが吸いたい時だけ火を付けて吸う事を意識し、感覚的に火を付けてしまうのは止める。

喫煙場所と禁煙場所の明確化

私がいざ禁煙を開始する前に最も効果的だったのが喫煙場所と禁煙場所の明確化です。私は禁煙前の更に前の減タバコ前は日で平均3箱ほど、つまりは1日60本はタバコを吸っていたヘビースモーカーでした。60本の内の20本は感覚的に火を付けてるだけだったような気がしますが、それでも40本はしっかり吸っていた事になります。実は禁煙前は本当はタバコを本気で止める気が無かった事も正直にここに書いておきます。まさか本当に止められるなんて思ってなかったのです。しかしタバコを止められた一つの要因は喫煙場所と禁煙場所の明確化による減タバコでした。

喫煙場所と禁煙場所の明確化の話をもっと具体的にしていきます。言葉からして大体の察しは付くでしょうが、まずは自分の中で吸っていい場所と吸ってはいけない場所を設定します。私がヘビースモーカーだった頃、最もタバコを吸っていたのが自宅の個室で常に灰皿はタバコの灰で溢れていました。灰皿を3個常備という異常な環境をまずは改善しました。自宅の個室での喫煙を自ら禁止したのです。そもそも部屋の空気が常時汚れているのを決して良くは思っていなかったし空気清浄機がタバコの有害物質の殆どを除去出来ないのを知っていながらも気休めに稼働させ続けました。しかしタバコが吸えないのは当然辛いので吸える場所も必要です。そこで私は自宅の吸える場所を台所の換気扇がある場所のみに設定しました。屋内での喫煙でタバコの有害物質を最も効率良く除去出来る場所である換気扇前は喫煙場所として理に適っています。当時の職場では吸える場所も吸える時間も元々制限されていたので滅多にチェーンスモーキングはしませんでしたが、車での移動中は極力吸わないようにはしました。本当は車内は禁煙場所として設定したかったのですが渋滞にはまると無理だと思いました。

こうして今までタバコを常に身に着けて生活するスタイルを改め、吸いたくなれば喫煙場所に移動して吸うという生活に変わりました。例えば個室でテレビを観ている時、ゲームで遊んでいる時、インターネットに没頭している時も昔までは無意識に近い形で吸っていたタバコは無くなり、吸いたくなれば台所に移動して換気扇を回して吸う事になりました。もちろん当初は面倒に感じましたが吸いたい時は移動すれば吸えるので大きなストレスにはならなかったし私の中では十分に許容範囲でした。

そしてこの喫煙場所と禁煙場所の明確化は非常に自然な形でストレスも少なくタバコの本数を減らす効果がありました。日に60本吸っていたのが20本以下にまで減ったのです。正直20本以下というのはかなり意識したので自然に減ったと言うと語弊はありますが、20本以下でも全くと言っていい程辛くありませんでした。この時、私は思ったのです。これはいける、禁煙出来ちゃうと。そしてこれを続ける事約2週間、私は禁煙を開始して成功しました。禁煙の成功の要因は他にも一杯ありますが、その内の一つは間違いなく禁煙前の減タバコであり頻繁にタバコを吸っていた場所を禁煙にしたのが大きかったと思います。

ライトやスーパーライト

タバコの本数は変えられないが種類を変える事で少しでも健康的になろうという方法はあまり意味のない事が多いです。タバコを吸っている時点で健康な訳がないのですが、少しでも健康でいたいという考えは喫煙者の愚かであると同時に健気な気持ちともいえます。そしてタールやニコチンの少ないタイプにライトやスーパーライトと名の付くタバコがあります。当然中身の葉っぱが違うのだろうと私も考え一時期そのような種類のタバコを吸っていた事があります。しかしライトやスーパーライトのカラクリは想像とは全く別物で単にフィルターに極小の穴が開けてあるだけなのです。表記上、タールやニコチンは少ないのに葉っぱは殆ど一緒だなんて詐欺じゃないかと思わなくもありませんが、それでも結果的に有害物質の摂取量が減るなら良しとしよう。しかし結果的にはそうならない事が多い。あまりに吸い応えの無さや物足りなさで煙をたっぷり吸おうとしてライトやスーパーライトの意味が無くなってしまうのです。しかも本数まで増えてしまうと副流煙まで含めて考えた時、むしろ以前より不健康になってしまう事さえありえます。だからライトやスーパーライトはダメとは言いませんが、煙を吸う量を減らさない限りは殆ど意味が無い事を知っておいて下さい。

減煙で十分と思っている喫煙者へ

このサイトの減煙、減タバコは飽くまでも禁煙へのステップでしかありません。確かに減タバコを維持し続けられれば沢山吸っていた頃よりはマシになるでしょう。しかしちょっと考えてほしい。何か嫌な事が続いた場合、長く落ち込むような悲劇があった場合、貴方はタバコの数を維持し続けられるでしょうか?タバコをストレスの捌け口にしているといずれコントロール出来なくなる日もくるかもしれない。そして何よりも1日1箱程度まで抑えられてもタバコに依存し続ける生活は不便です。ましてや増税でまた値上げされたらたまったものじゃない、1箱ですら大きな負担になります。別に禁煙に失敗してもいいじゃない。本当はもっと気軽な気持ちで挑戦するぐらいで十分なんですよ。自分の体とタバコの研究だとか禁煙ゲームへの挑戦といった感覚で禁煙を楽しみましょう。

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※上のページは約6年前に制作したサイトから転載した物になります。